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本や漫画は捨てたり古紙回収に回して処分する方が多いですが、買取サービスを利用することで賢く手放せます。中でも「本の宅配買取」は自宅から一歩も出ることなく、査定から買取、振込までを完結させられる、非常にお手軽な買取方法です。
そして、本の宅配買取の中でも、要注目なのが「もったいない本舗」という買取サービス。口コミなどの評判が良いと話題になっていますが、果たして本当に良い買取サービスなのでしょうか?
この記事では、もったいない本舗の知っておくべき情報に加え、実際に漫画を買取に出してみたレビューをお届けしていきます。

目次
もったいない本舗の基本情報

はじめに、もったいない本舗の運営企業情報や人気の理由など、知っておくべき基本的な情報から解説していきます。
もったいない本舗の運営企業
まずはもったいない本舗の運営企業情報からチェックしていきましょう。宅配買取は多くの企業が参入しているホットなジャンルなので、事前にどんな企業が運営しているのかを知っておくことが大切です。
買取の時には、法律により個人情報の提出が義務化されていますし、銀行振込のために口座情報なども渡すため、信用できる企業かどうかを確かめておきましょう。
「古本買取通販ドットコム株式会社」の詳細

リサーチの結果、もったいない本舗を運営しているのは「古本買取通販ドットコム株式会社」だとわかりました。社名にある通り、古本買取、そして通販での販売をメインの業務として行なっており、Amazonや楽天などに店舗を出店しています。
また、朝日新聞や日本経済新聞、さらには地上波放送などに取り上げられた実績もあり、社会的信用は十分に高いです。
以上より、もったいない本舗の運営企業情報は「問題なし」と結論できました。安心して利用できると考えてもらってOKです!
もったいない本舗が人気の理由
続いて、もったいない本舗が人気の理由について解説していきます。多くの人に利用される背景には必ず理由が存在するので、それを事前に知っておきましょう。
買取から販売までのルートを自社で完結させている

一般的な買取サービスは、買い取った品物を他の企業へと卸すことで利益を得ていますが、もったいない本舗は買い取ったものを自社で再販しているため、他社よりも利益を出しやすいビジネスモデルをしています。
そして、その店舗は楽天市場店やAmazon店など、国内を代表するネットショッピングサイトに出店しているため、大勢の顧客を常に抱えている状態です。
したがって、買い取ったものを再販するルートが自社内で完結しており、他のサービスよりも買取価格が安定するメリットがあります。また、再販も楽天市場やAmazonなど、ネットショッピングに絞っているため、店舗を持たなくて良い点も、コストカット、引いては利益の安定につながります。
買取サービスにとって、買い取ったものからどのように利益を出すのかは非常に大切なポイントなので、自社内で完結させている点は大きく評価しました。
配送ダンボールを無料でプレゼント

もったいない本舗は本の宅配買取を専門とする買取サービスで、以下の流れで買取が進んでいきます。
- 申し込み
- ダンボールへの梱包
- 集荷への引き渡し
- 査定
- 振り込み
ご覧の通り、自宅から一歩も出ることなく買取ができる「手軽さ」が魅力ですが、「ダンボールを無料プレゼント」している点が人気の理由の1つです。
一度宅配買取を利用してみるとわかりますが、売りたい本を詰め込めるだけの「ちょうど良いダンボール」は意外と手に入らないものです。普段、ネットショッピングなどで生じる空きダンボールは小さすぎたり、かといってスーパーで無料で手に入るものは逆に大きすぎたりと、宅配買取のデメリットの1つでした。
したがって、買取用のダンボールを無料でプレゼントしてくれるもったいない本舗は、「地味ながらありがたい」です。宅配買取の中には、ダンボールを有料としているサービスもあるため、無料なのは魅力的です。
値段が付かない本は「無料引き取り」

本の宅配買取を利用する方の中には、買取よりも「処分」を目的としている方もいるでしょう。しかし、サービスによっては「値段がつかない本は送料負担で返送する」としている場合もあり、迂闊に買取に出せないというデメリットがありました。
しかし、もったいない本舗は値段をつかない本を「無料引き取り」としているため、「とりあえず」の気持ちで不要な本を買取に出せます。もし値段がつかなくても「デメリットなし」で利用できるのは非常に魅力的です。
もったいない本舗の口コミや評判
ここからは、もったいない本舗の口コミや評判を紹介していきます。買取サービスは利用した方や買取に出したもので大きく評価が異なるので、どのような口コミがあるのかを事前にチェックしておくことは非常に大切です。

簡単に買い取ってもらえた
買取に外に出るのが少し難しかったので、自宅で完結する宅配買取を選びました。ネットで評価も高かったので使ってみましたが、思っていたよりも簡単に利用できてよかったです。ダンボールも無料でもらえたので、一歩も外に出ずに買いとってもらえました。買取額はあまり期待していなかったので、自宅がすっきりして嬉しいです。

子供の本の処分に
子供がため込んでいた漫画などを大量に処分しました。捨てるのはもったいないし、古紙回収もなんだか気が引けたので、買い取ってもらえるここを選びました。値段がつかない本を無料で引き取ってくれるのが一番安心できました。散らかり放題だった子供部屋が一気に片付き、少し寂しい気持ちもありますがいつかやらなければいけないことだったので。まだ勉強系の書籍がたくさん残っているので、また利用をしようと思っています。

買取額に納得できず
初めての宅配買取でした。自宅にダンボールが送られてきて、そこに売りたい本を詰め込んであとは渡すだけでした。無料でダンボールがもらえて、外に出ることなく買取ができることに感動しましたが、買取額は自分が期待していた額には及びませんでした。買取をキャンセルすると着払いで送られてくるので、仕方なく買い取ってもらいました。金額的には不満が残る結果となりましたが、ずっと放置してあった本を処分できたのはよかったです。これだけ簡単だと掃除もする気になりますよ。

当日集荷でスピーディーに買取
買取を申し込んだらなんと当日集荷ですぐに渡せました。そして査定も集荷の数日後に終わり、そこから振込まで1週間かからなかったです。他の宅配買取は10日前後かかることもあったので、スピード重視ならおすすめです。処分目的だとあまり時間をかけたくないので、

事前査定があればもっと便利
買取に出すにあたって事前査定があればもっと便利に感じます。買取に出してから買取額に納得できませんでしたが、返送料が着払いなのでやむを得ず買取にしました。せっかく簡単に買取に出せるので、査定までの仕組みを整えてくれれば良いのにと感じました。

全部無料で利用できるのはありがたい
発祥用のガムテープ、ダンボールから送料、査定、振込手数料まで全て無料なのはありがたいです。宅配買取はなんとなくお金がかかるイメージがありましたが、ここまで無料なら気軽に利用できます。本が大量に自宅に眠っているので、大掃除を兼ねてもっと使ってみたいです。
もったいない本舗を利用してみたレビュー
ここからは、もったいない本舗を利用してみたレビューをお届けしていきます。実際に漫画を買取に出した結果を含めて正直に公開していくので、参考にしてみてください。
もったいない本舗を利用する流れ
まずはもったいない本舗を利用した流れを、実際の画像付きで詳しく解説していきます。
もったいない本舗公式サイトで申し込みを行う
最初に、もったいない本舗公式サイトで申し込みを行います。宅配買取はインターネット上で申し込みを行うため、スマートフォンやパソコンを用意しておきましょう。

こちらがもったいない本舗の公式サイトですが、右下に「集荷依頼フォームへ」というボタンがあるので、そこをクリック、タップ。すると、以下の画面に移ります。

こちらの画面では、氏名やメールアドレス、電話番号、郵便番号、住所などの個人情報を記入していきます。誤りがないよう、正確に記入しましょう。

また、こちらの画面では、ダンボールの数や集荷日時を記入します。最短当日集荷も可能なのは非常に便利ですね。

もったいない本舗の買取申し込みはこれで終わりです。他の買取サービスの場合、たくさんの情報を記入させられたり、複数のページに分けて面倒だったりと欠点が目立ちますが、もったいない本舗の場合は非常に簡単に申し込めました。
荷造りをする
買取の申し込みが終わったら、続いて荷造りを行なっていきます。

今回、筆者が買取に出したのは、こちらの「鬼滅の刃全巻セット」です。鬼滅の刃と言えば、令和の国民的漫画とでも言うべき大人気のシリーズで、中古本市場でも安定した価値を見せています。
これがいくらくらいで買取になるのか、今回試してみました。

こちらが漫画の状態です。目立つ傷や汚れなどは一切ありません。他の買取サービスにもこれと全く同じものを買取に出していますが、いずれのサービスでも「美品」と査定してもらえました。

これをこのようにダンボールに詰め込んで、いざ買取へ。今回のダンボールはスーパーで無料でもらってきたものですが、もったいない本舗はダンボールだけでなく、ガムテープまで無料で配布しているので、必要な場合は申し込んでおきましょう。
集荷に引き渡す
荷造りを終えたら、指定日時に集荷に引き渡します。本が入ったダンボールは大きくて重いため、あらかじめ玄関に置いておくと集荷に渡すときに楽ですよ。
もったいない本舗を実際に利用してみた結果と感想
ここからは、もったいない本舗を実際に利用してみた結果と感想をお届けしていきます。
1:査定結果、買取金について
はじめに、多くの方が気になるであろう査定結果や買取金です。集荷にダンボールを渡してから数日後、もったいない本舗からこのようなメールが届きました。

査定結果を知らせるメールで、赤枠で囲んである部分を見るとわかるように、今回の査定結果に基づく買取額は「10円」でした。鬼滅の刃は23巻で完結で、1冊当たり450円程度なので、新刊で買うと合計1万円を超えます。
そう考えると、10円という査定結果は到底納得できないですし、本当にしっかり査定しているのかさえ疑ってしまいますよね。
参考までに、他の買取サービスに「鬼滅の刃全巻セットの同一マンガ」をそっくりそのまま買取に出した時の結果を以下にまとめました。
サービス名 | 買取金額 |
---|---|
もったいない本舗 | 10円 |
ブックオフ | 1,611円 |
ネットオフ | 1,770円 |
Vaboo | 4,000円 |
ブックサプライ | 5,970円 |
買取王子 | 2,808円 |
バリューブックス | 4,000円 |
比較するまでもなく、他の買取サービスの方が高価買取をしていることがわかります。最も安いブックオフですら、1,611円、そして最も高いブックサプライが5,970円、価格差は5,960円です。
この結果を踏まえると、少なくとも高価買取を目的とするならば、もったいない本舗は利用すべきではないと言い切れます。恐らくですが、査定という査定をしてないと考えられるので、査定を必要としない「処分目的」の買取での使用なら問題ありません。
もし、高価買取を期待するなら、「ブックサプライ」を利用してみましょう。本の買取専門の宅配買取なので、安心して高価買取をしてもらえるはずです。
2:スピード感について
もったいない本舗の買取額は残念な結果に終わりましたが、続いて買取のスピード感についてです。
宅配買取は便利な買取方法ですが、唯一「買取にかかる時間」が弱点なので、どの程度の時間がかかるのかをレビューしていきます。
以下に、今回の買取結果をまとめた表を載せます。
日付 | スケジュール |
---|---|
4/11 | 集荷 |
4/15 | 査定完了 |
4/15 | キャンセル品発送 |
ご覧のように、集荷から買取キャンセル品の発送まで、差し引き5日で完結しています。これは、あらゆる宅配買取の中でも「最速」のスピードで、極めて早く買取してもらえることがわかりました。
参考までに、これまで利用してきた宅配買取の場合、集荷からキャンセル品の発送まで平均して10日前後で、遅い場合は2週間程度かかることもあったので、もったいない本舗がいかに早いのかが伝わると思います。
したがって、「できるだけ早く買い取って欲しい」場合に役立つのが、もったいない本舗という買取サービスだとわかりました。
3:おすすめできるかどうか
最後に、ここまでのまとめとして、「おすすめできるかどうか」を解説していきますが、純粋な買取サービスとしては「おすすめできない」というのが筆者の本音です。
その理由は、やはり買取額があまりにも安すぎるからです。10円という買取額は、鬼滅の刃の全巻セットの査定としては、到底納得できるものではありません。1冊1円にも満たないということで、高価買取を期待するなら利用すべきではありません。
一方で、「処分目的」なら検討の余地があります。もったいない本舗はダンボールやガムテープ、送料、査定料、振込手数料全てが無料で、なおかつ「値段がつかないものの引き取り」も無料で行なっているため、これほど処分に向いている買取サービスはありません。
また、買取までのスピードも非常に早いため、あらゆる点で処分に向いています。この点を理解した上で、不要な本を手放してみましょう。
もったいない本舗をおすすめできるのはこんな方
ここからは、もったいない本舗をおすすめできる方について、実際に利用した筆者目線で解説していきます。
不要な本を無料で処分したい方
もったいない本舗を最もおすすめできるのは、不要な本を無料で処分したい方です。買取結果の通り高価買取は期待できないため、無料で処分するついでに、お小遣い程度のお金をもらえれば問題ない、くらいに考えられれば気楽に利用できます。
もし買取キャンセルする場合は、返送料を着払いで払わなければいけないため、買取金には期待せず「無料処分」と捉えるのが無難です。
時間をかけずに買取に出したい方
宅配買取はとにかく時間がかかるため、時間をかけずにパッと買取を済ませたい方にももったいない本舗はおすすめできます。
平均で5日から10日前後短縮できるため、買取スピードなら業界でも間違いなくトップクラス。特に不用品を処分したいなら、できるだけ手間をかけず、できるだけ早く、手軽に買取してもらえることを期待するはずです。
逆に、じっくり査定してもらって、高価買取をしてもらいたい方にはおすすめできないため、人を選ぶ買取サービスだと言えそうです。
もったいない本舗に関するよくある質問
最後に、もったいない本舗に関するよくある質問について、実際に利用した筆者自ら回答していきます。
ダンボールをもらうにはどうすればいいですか?
もったいない本舗では、ダンボールを配送してもらう買取金と、自分でダンボールを用意して買取してもらう方法の2通りがあります。
もしダンボールを配送してもらうなら、「資料請求」を申し込みましょう。資料と一緒にダンボールが送られてくるので、そこに漫画を詰め込めば問題ありません。
なぜ買取価格がこんなに安いのですか?
もったいない本舗の買取額は他のサービスと比較しても圧倒的に安いですが、その理由はあまりよくわかりません。
例えば、ブックオフは比較的買取額が安いですが、実店舗を持っていて、出張買取なども行なっているため、テナント料や人件費などが必要になるため、それを買取価格に反映させていると考えられます。
一方で、もったいない本舗は宅配買取だけを実施しており、実店舗もありません。経営コストはそこまでかからないはずですが、買取価格がここまで安いのは不可解です。
専門書や参考書などの買取りは可能ですか?
書籍の買取で気になるのが、専門書や参考書、雑誌などの本を買い取ってくれるかどうかです。
もったいない本舗は買取ジャンルにほとんど制限がないため、買取に出すこと自体は可能です。しかし、今回の結果のように、買取価格が低くなる可能性があるため、書籍専門の買取サービスの利用がおすすめできます。
特に勉強用、受験用の書籍は、買取ニーズが高まる春先に買取キャンペーンを実施するサービスが多いため、そこを狙って買取に出してみると良いでしょう。
まとめ
もったいない本舗は本の宅配買取として人気があり、口コミでも評判は上々でしたが、買取額は想定よりも大幅に低くなり、高価買取は残念ながら期待できないことがわかりました。高く買い取って欲しいなら、高い査定額に特徴があるサービスを利用しましょう。
一方で、買取までのスピードが非常に早く、値がつかない商品でも無料で引き取ってくれるため、処分にはうってつけです。「買取ではなく処分」がもったいない本舗を利用する上での大切なポイントなので、この点に注意して利用をしてみましょう。
これまでいくつもの本の漫画買取サービスを利用してきましたが、もったいない本舗も以前から気になっていたサービスです。今回利用する機会を得たので、正直にレビューしていきます。