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ブックオフと言えば、本の買取でお馴染みの全国規模の買取サービスです。実店舗が全国津々浦々に存在するため、実店舗にて買取をしてもらう方が非常に多いですが、実は自宅からダンボール1つで買取ができる「宅配買取」も実施しています。
自分にあった買取方法を選べるのは便利なので、多くの方の「利用しやすい」「高く売れた」といった口コミを確認できますが、果たしてこれは本当なのでしょうか?
この記事では、買取サービス大手のブックオフの口コミや評判が本当なのかについて、実際に漫画を買取に出すことで徹底的に検証していきます。

目次
ブックオフの基本情報

まずは、運営企業情報や人気の理由など、ブックオフの基本的な情報からチェックしていきましょう。
ブックオフの運営企業
買取を利用する時に事前に知っておきたいのが「運営企業情報」です。SDGsなどエコ、リサイクル意識の高まりにより、現在進行形で中古品買取市場は伸びているため、さまざまな企業が買取市場に参加しています。
まずは、ブックオフの運営企業情報から見ていきましょう。
「ブックオフグループホールディングス株式会社」の詳細
ブックオフは知名度の高いサービスなので、運営企業情報についてほとんど心配は不要ですが、念のため調べてみました。
その結果、ブックオフを運営しているのは「ブックオフグループホールディングス株式会社」だと判明。1990年創業で、東証一部上場、総店舗数は793店舗、従業員数は1万人を超え、これまでの売買点数は「6億」を超えているという圧倒的な規模を誇ります。
宅配買取を行う多くのサービスは、2000年代、場合によっては2010年代後半ということもあるため、ブックオフの「歴史の深さ」は買取業界でもピカイチ!
したがって、さまざまな意味で安心して利用できるサービスだと言えるでしょう。
ブックオフが人気の理由
ここからは、ブックオフが人気の理由について解説していきます。他の買取サービスと比較しながらチェックしていきましょう。
選べる4つの買取方法

インターネットを中心に活動する買取サービスは、買取方法を「宅配買取のみ」と制限している場合があります。宅配買取は店舗を持つ必要がなく、人件費も抑えられるため、運営コストを最小限に抑えられるからです。
しかし、ブックオフは日本最大級のリユースショップなので、一切の制限を設けていません。以下の4つの買取方法の中から、自分の好きなものを選べます。
- 店頭買取
- 実店舗で普通に買取。最もオーソドックスな方法。
- 宅配買取
- 売りたいものをダンボールで発送。自宅にいながら買取可能。
- 出張買取
- 査定のプロが自宅で査定。その場で現金手渡し。
- 出張買取センター
- 自宅まで受け取りに来てもらい、査定は別の場所で。後日振り込み。
どれも一長一短ですが、ステイホームやおうち時間が叫ばれる昨今、やはり「宅配買取」が利用できるのはありがたい限りです。特に本の買取の場合、量が多いと重くてとても店舗までは運べないため、宅配買取との相性のバッチリ!
一方で、本以外の買取には「出張買取」もおすすめ。売りたい商品によってノーマルの出張買取と、出張買取センターで使い分けができるのはとても便利です。

これまで多くの買取サービスを利用してきましたが、4つの買取方法を用意しているサービスはありませんでした。自分に合った買取方法を選べるのは、ブックオフのメリットの1つだと言えます。
本以外にも色々なものが買取可能

ブックオフが人気の理由の1つに「色々なものが売れる」点があげられます。名前に「ブック」と入っているので、なんとなく「本しか売れないのかな」と考えてしまいがちですが、決してそんなことはありません。
ブックオフでは、本だけでなく以下の商品を買い取ってもらえます。
- 本
- CD・DVD・Blu-ray
- ゲーム
- トレカ
- ホビー
- アニメグッズ
- 携帯電話
- 家電
- 楽器
- ファッション
- スポーツ用品
- ベビー用品
- ブランド品
- 金・プラチナ・宝飾品
- 食器・雑貨
- 家具
これだけ多くのものの買取を可能としているサービスは非常に珍しく、人によっては断捨離目的に使えるなど、重宝するはずです。
特に最近はミニマリズムなど、「モノを持たない」価値観の方が増えてきているため、より一層、このような多様なジャンルに対応できる買取サービスは世の中から求められるはずです。
期間限定キャンペーンがお得

このように、ブックオフは多様な買取方法と買取ジャンルに対応しているため「利用しやすい」のが最大の特徴ですが、ただ便利なだけではありません。
上記画像のような「期間限定キャンペーン」を定期的に開催しているため、お得に利用できるのも強み。
また、ご覧のように「買取金額30%UPキャンペーン」など、気前の良いキャンペーンを開催しているので、利用する時は絶対にチェックしたいところです。キャンペーンの有無で数千円、数万円に及ぶ差が生まれる可能性があるため、欠かさずに利用をしましょう。
ブックオフの口コミや評判
ここからは、ブックオフの口コミや評判を紹介していきます。ブックオフのような買取サービスは、利用する人や売るモノによって評価が大きく異なるため、事前にさまざまな人の意見に目を通しておくことは大切です。

手間いらず!
お金よりも自宅の大掃除目的で利用をしました。買い取って欲しいものが大量に合ったので出張買取を利用しましたが、本当に楽でよかったです。スタッフさんもすごく丁寧に対応してくれて、買取はスムーズに進みました。買取金額はあまり期待していませんでしたが、そこそこのお金になったのも嬉しいですね。片付けとお小遣い稼ぎで一石二鳥でした!

いらない漫画の買取に
子供の不要な漫画の買取に使いました。子供向けの漫画なので価値が全然わからなかったので、とりあえず一番メジャーなブックオフさんに頼みました。宅配買取で買い取ってもらいましたが、自宅から出なくて良いのが助かります。なにせ子供2人分の漫画だったので量がすごいことになっていて、絶対に店舗の買取では無理でしたから。出張買取も人を家に呼ぶのは少し不安だったので、結果的に宅配買取があってよかったです。ダンボールに詰め込むだけなのは本当に楽ちんでした。

本とゲームの買い取りに使いました
本だけでなく、ゲームやCDの買い取りも一緒に済ませました!買い取ってもらうところを分けなくて良いのは助かりますね。買取価格はあまり高くなりませんでしたが、ほとんど処分のような格好だったのでよしとします!

処分目当てならおすすめ
一度漫画を買取に出しましたが他店よりも安くて驚きました。結果的に買取はしてもらいませんでしたが、やはり身近に店舗があるのは頼もしいですね。処分目当てで買取を利用するならアリですが、高価買取目当てでは他の方が良いです。

断捨離に最適
以前は売りたいものに合わせて売り先を決めていましたが、面倒なのでまとめて売れるブックオフを選びました。漫画から家電まで売れるのはやはり魅力です。

初めての宅配買取
初めて宅配買取を利用しましたが、良いですね。全ての作業が自宅で完結するので大変助かります。また、ブックオフの場合は集荷の日時も指定できたので、自分の都合に合わせて利用できるのが良かったです。店舗まで買取に持っていくのは地味に大変だったので、今後も利用したいです。
ブックオフを利用してみたレビュー
ここからは、ブックオフを利用してみたレビューをお届けしていきます。実際の買取金や感想などを正直に伝えていくので、参考にしてください。
ブックオフを利用する流れ
まずはブックオフを利用した流れから解説していきます。実際の画像付きで詳しく見ていきましょう。
ブックオフ公式サイトで申し込みを行う
最初に、ブックオフ公式サイトで申し込みを行いました。今回、筆者が利用したのは宅配買取だったので、インターネットで申し込みをする必要があります。したがって、ブックオフオンラインで無料の会員登録からスタート。

こちらがその実際の画面になります。一般的なWebサイトと同様に、メールアドレスとパスワードを記入することで登録できますが、LINEアカウントを使っても登録が可能。スマートフォンからならLINEアカウントを使った方が簡単かもしれません。

その後、会員情報を登録していきます。氏名や住所、生年月日などを記入しましょう。

そして最後に、以下の4点を記入していきます。
- 集荷希望日
- ダンボール箱の数
- コース選択
- 買取品の確認
この中でも特に重要なのが「コース選択」です。ブックオフの宅配買取では、以下の2つのコースが存在します。
- スピードコース
- 査定後、確認せずに振込。値段のつかない品物は無料引き取り、返却は不可。
- 返送コース
- 査定後、買取可否を確認。値段のつかない品物は送料自費で返送。買取品の返送も自費。
ご覧のように、どちらのコースを選ぶかで大きく違いが生まれます。今回筆者は、どの程度の買取金になるかを知りたかったので、返送コースを利用しました。
荷造りをする
ブックオフ公式サイトで申し込みが終わったら、続いて荷造りをしていきます。
今回、筆者が買取に出したのは、令和の国民的人気作品「鬼滅の刃」の全巻セットです。

一大ブームを巻き起こしてからしばらく経ちますが、まだまだ中古本市場では大きな価値を持っているので、これがどの程度の金額になるのかを検証していきます。

本の状態を示す写真がこちら。ご覧のように、状態はかなり良いです。過去に他の買取サービスに同じものを出していますが、いずれのサービスでも「美品」と査定をしてもらっています。

それをこのようにダンボールに詰め込めば、荷造りは無事に完了です。ダンボールは近所のスーパーで無料で配布しているものをもらってきたので、無料で買取を利用できました。ダンボールがない方はスーパーへ行きましょう。
集荷に引き渡す
荷造りが終わったら、指定日時に自宅に訪れる集荷に引き渡します。今回の全巻セットも相当な重量でしたが、外へ一歩も出ずに利用ができたので楽チンでした。

これにてブックオフの利用の流れは以上になります。続いて、実際に利用してみた結果や感想を見ていきましょう。
ブックオフを実際に利用してみた結果と感想
ここからは、多くの方が気になる査定結果や買取金など、利用した結果や感想を正直に伝えていきます。
忖度なしで検証していくので、とくとご覧あれ。
1:査定結果、買取金について
まずは最も重要な査定結果や買取金についてです。ブックオフに品物を送ってから数日後、このようなメールが届きました。

査定完了を知らせるメールです。多くの買取サービスでは、このメールの中に査定結果が書かれていますが、ブックオフの場合はマイページにログインしなければいけないようです。少し面倒ですね。
したがって、メールに記載してあるURLから、マイページにアクセスしましょう。
そして、マイページで今回の査定結果を確認しました。それがこちら。

ご覧のように、今回の査定結果は「1,611円」となりました。「鬼滅の刃」は一冊当たり500円弱なので、かなり安く感じられるかもしれませんが、ハッキリ言ってこれは「めちゃめちゃ安い」です。
参考までに、下記表は今回ブックオフに出した鬼滅の刃の全巻セットと「全く同じもの」を、他の買取サービスに出した時の買取金です。
サービス名 | 買取金額 |
---|---|
ブックオフ | 1,611円 |
ネットオフ | 1,770円 |
買取王子 | 2,808円 |
ブックサプライ | 5,970円 |
バリューブックス | 4,000円 |
Vaboo | 4,000円 |
ご覧になると一目瞭然ですが、最高価格はバリューブックスという買取サービスの「5,970円」なので、差にするとおよそ25%、四分の一程度の買取金という結果となりました。
率直に言って、これはどう頑張っても擁護できませんね。ここまで買取金に差が出る背景には、「買取ジャンル」があります。
例えば、上記表のうち、買取金が安いブックオフ、ネットオフ、買取王子の3つは、いずれも「総合買取サービス」です。買取ジャンルにほとんど制限がなく、なんでも買い取るとしています。
一方で、買取金が高くなったブックサプライ、バリューブックス、Vabooはいずれも「本専門の買取サービス」であり、なおかつ提供している買取方法は宅配買取のみ。だからこそ、本の査定に強く、徹底的に経営コストを削減しているため、高い買取金を掲示できるのでしょう。
その点、ブックオフは総合買取で、なおかつ実店舗を持ち、さらに出張買取まで対応しているため、人件費や店舗の経営コストなどが比にならないほど膨れ上がるはず。この差はあまりにも大きいため、買取金に反映せざるを得ないのかもしれません。
いずれにせと、ブックオフに高価買取は期待できません。少しでも高く買い取って欲しいなら、他の買取サービスの利用をおすすめします。本や漫画なら、ブックサプライが最もおすすめです。

もちろん、今回の買い取りはキャンセルです。その結果、返送料として1,100円を代引きで取られました。トホホ、です。
2:スピード感について
買取金は残念な結果に終わりましたが、続いてどれだけ早く売れるかの「スピード感」についてレビューしていきます。以下に今回のスケジュールをまとめてみました。
日付 | スケジュール |
---|---|
3/26 | 集荷 |
4/4 | 査定完了 |
4/8 | キャンセル品発送 |
ご覧のように、集荷から査定までが1週間程度、そこからキャンセル品の発送まで4日、トータルで2週間程度かかっています。これは宅配買取の中でもかなり時間がかかっているため、「ブックオフの宅配買取は遅い」と結論できます。
また、キャンセル、返送の申し込み方法も少し手間がかかります。一般的な買取サービスでは、査定メールに「買取キャンセル」と返信するか、マイページから簡単にキャンセルを申請が可能。
しかし、ブックオフの場合はメールからも、マイページからもキャンセルができず、「どのようにキャンセルすれば良いのか」が分かりませんでした。
調べた結果、「問い合わせフォーム」からキャンセルの申請をする必要があると分かりました。

こちらがその問い合わせフォームですが、ハッキリ言って面倒です。なぜ買取キャンセルをわざわざ問い合わせしなければいけないのか、よく分かりませんでした。
したがって、買取スピードや利用のしやすさという点でも、ブックオフは他の買取サービスよりも明確に劣っていると言わざるを得ません。
3:おすすめできるかどうか
最後に「おすすめできるかどうか」ですが、ほとんどの人にとっては「使う意味のない買取サービス」だと言えるでしょう。
他社よりも圧倒的に安い買取金に加え、他社よりも遅い買い取りスピード、分かりにくい買取キャンセル方法、極めつけは返送料実費負担で1,100円。ガッカリです。
唯一、買取可能ジャンルに制限がなく、「なんでも買い取ってくれる」点は評価できます。しかも、「スピードコース」を選べば買取時に価格がつかなかった品物でも、無料で引き取ってくれるため、「処分目的での利用」にはピッタリです。
逆に言えば、買取目的での利用はあまりおすすめできないので、高価買取が期待できる他の買取サービスも検討しましょう。
ブックオフをおすすめできるのはこんな方
ここからは、ブックオフをおすすめできる方について、実際に利用した筆者目線で解説していきます。
手間をかけずに不用品を処分したい方
レビューの部分で買取には向かない点を強調してお伝えしたので、やはり「不用品の処分」でおすすめできるのがブックオフです。
買取ジャンルが多様で、買取方法も店舗から出張、宅配まで幅広く選べます。また、宅配買取の場合、「スピードコース」という査定後即振込のコースを選べば、価格がつかなかった不用品も無料で買い取ってもらえます。
これほど処分に向いた買取サービスはあまりないので、自宅の不用品をまとめて手放したい方や、断捨離をしたい方におすすめです。
ブックオフに関するよくある質問
最後に、ブックオフに関するよくある質問について、実際に利用した筆者自ら回答していきます。
ダンボールはもらえますか?
他の買取サービスの場合、ダンボールを無料で配布していますが、ブックオフはダンボールの配布は有料でも行っていないので、自分で用意する必要があります。
スーパーで大きめサイズのダンボールを無料で手に入れられるので、そういったものを上手に利用しましょう。
本人確認の方法は?
買取サービスの利用時は、法律により個人情報の提出が義務付けられていますが、ブックオフの場合は申し込み時に写真データを提出することで本人確認を行いました。
したがって、スマートフォンなどで免許証の写真を撮影しておきましょう。
まとめ
ブックオフは国内大手の買取サービスで、日本全国に店舗を持つ知名度の高さが魅力です。
今回、実際に利用してみたところ、残念ながら漫画の買取では他のサービスよりも低い買取金額となりました。買取目的ではなく、在庫がたくさんあるモノや処分対象のモノを手放す目的での利用なら非常に利用しやすいので、手軽にいらないものを手放したい方におすすめです。
また、クーポン利用でお得に利用できるため、利用する場合はクーポン情報のチェックも忘れずに!
ブックオフは多くの方が認知しているサービスですが、「本当に高く売れるのか」についてあまり話題に上がることはありません。こういった点を記事を通して検証していきます。